IDEMA ESD2-01 に 基 づく 清浄度

IDEMA(国際 ディスクドライブ 協会)規準
ESD委員会
ディスクドライブ と コンポーネント の 梱包規準

文書: ESD2-01

5.0 清浄度要件

5.1

「清浄度は 絶対的 なものではありません。
これは、製品 を 汚染物質 から 分離 または 清浄 できる 程度 を 示 す 相対的 な 条件 です。
包装や 容器 の 清浄度 レベル を 決定 する 前 に、
最終製品に 必要 な 清浄度 の レベル をまず 確立 する 必要 があります。
清浄度要件は、 個々 の 企業 の 製造仕様 に 基 づく 必要 があります。」

5.1.2
「不揮発性残留物(NVR)テスト
粒子テスト で 濾過 された 溶媒 は 加熱 され、 不揮発性残留物全体 が 分析 されます。」

5.1.3
「ガスの 放出
揮発性化学物質の 分析 には 通常、 ガスクロマトグラフィー /質量分析 が 使用 されます。
包装材料の 試料 は 密閉容器内 で 加熱 され、 揮発性成分 が 除去 されます。
収集された 試料 は 重量 によって 分析 されます。
このガス 放出 は、 実際 の 取 り 扱 いや 輸送 の 状況 で 予想 される 温度 を
はるかに超 えている 可能性 がある テスト 環境 における
真空や 高温 の 組 み 合 わせによって 引 き 起 こされます。」

5.1.4 イオン 汚染
「イオン汚染 は、 電気的 に 中性 ではなく、 正 または 負 に 帯電 している 化学種 として 定義 されます。
イオン汚染物質 は、 アニオン(フッ 素、塩素、臭化物、硝酸塩、亜硝酸塩、 リン 酸塩、硫酸塩 など)と
カチオン(リチウム、ナトリウム、アンモニウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど)です。
イオン汚染 が 存在 すると 腐食 を 引 き 起 こす 可能性 があり ます。
イオン汚染物質 は イオンクロマトグラフィー によって 測定 されます。
ユーザーは、 製品要件 に 基 づいて イオン 汚染 の レベル を 定義 する 必要 があります。」